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Q2. なぜ、IIJは米国会計基準を採用しているのでしょうか。
IIJは、米国ナスダック市場に上場しており、米国証券取引法に則り、米国会計基準に基づく連結財務諸表を作成しております。単体での個別財務諸表については、日本の会計基準に基づく財務諸表を作成しております。
Q3. 日米会計基準の主要な違いについて教えてください。
大まかには、日本の会計基準において「営業外費用」「特別損失」に分類される項目のうち米国会計基準では事業に関するものは「営業費用」に計上される、米国会計基準では日本会計基準の「経常損益区分」がない等の違いがあります。また、会計処理の詳細について、主に法人所得税、新株発行費、退職給付、包括利益、資本金及び資本準備金、営業権や顧客関係(所謂のれん)等に関し違いがあります。その具体的な内容につきましては、2011年3月期有価証券報告書に記載されております注記(72~77ページ)をご確認ください。
IIJは、日本の会計基準に基づく個別財務諸表の貸借対照表において、資本準備金及び資本金の額の減少により繰越欠損を解消し、利益の計上により利益剰余金の蓄積を可能としております。一方で、連結財務諸表については、米国会計基準にて資本準備金及び資本金の額の減少による繰越欠損との相殺は適用条件が厳格であり、IIJの連結貸借対照表では、資本準備金及び資本金の額の減少による繰越欠損の解消はされず、繰越欠損が計上されております。
Q4. 売上計上の基準について教えてください。
インターネット接続サービス、アウトソーシングサービス及びWANサービスにおいては、継続的なサービス役務提供により月次で売上計上をしております。システムインテグレーションにおけるシステム構築及び機器販売においては、システム及び機器を顧客に引き渡し検収された時点で売上計上をしております。システムインテグレーションにおけるシステム運用については、役務提供契約に基づき役務提供期間にわたって継続的に売上計上をしております。
Q5. 売上・利益の四半期毎の変動について教えてください。
国内法人顧客の多くは3月が決算月であり、システムインテグレーションにおけるシステム構築においては、顧客の予算年度サイクルの関係により、第4四半期(1~3月)に検収が多くなる傾向があります。IIJの業績推移は、上半期(4~9月)は、システム構築の売上が相対的に小さくなり、これに伴って営業利益規模も小さくなる傾向にあります。一方、下半期(10~3月)の売上、営業利益規模は相対的に大きくなる傾向があります。これまでの四半期毎の業績推移につきましては、損益計算書の主要項目の推移をご覧ください。
Q6. 次回の決算発表はいつですか。
決算発表日は、確定次第、IR Webサイト上の「IRカレンダー」にてお知らせしております。 IRカレンダーは、こちらをご覧ください。
Q7. 最新の決算情報はどこから入手できますか。
最新の決算情報につきましては、IR Webサイトのトップページより入手いただけます。詳しくはトップページ左上をご覧ください。
Q8. 2013年3月期の業績見通しを教えてください。
2013年3月期通期業績見通しは、営業収益(売上高)1,070億円、営業利益75億円、税引前当期利益69億円、当社株主に帰属する当期純利益40億円としております。詳しくは2012年3月期決算短信
をご覧ください。
Q9. 業績伸長にあたってのリスクファクターを教えてください。
IIJの営業収益の大半は国内顧客からのものとなっており、国内景気の著しい低迷や経済情勢の変化等を背景に、企業のシステム投資意欲の低下、競合状況激化、案件受注機会の逸失・遅延、採算性悪化等により業績が悪影響を受ける可能性があります。その他リスクファクターの詳細につきましては、事業等のリスクをご覧ください。
Q10. 損益計算書における法人税等調整額(益)とは何ですか。
IIJには、2003年に持分法適用関連会社であった(株)クロスウェイブ コミュニケーションズが会社更生手続きを行ったことによる投融資損失にて、多額な税務上の繰越欠損金があります。このような多額の繰越欠損金がある一方で、営業利益基盤が定着していることにより、2011年3月末現在、税効果会計(税金に関する損益の一定期間でのならし調整)を適用しております。 2008年3月期においては、税務上の繰越欠損金等に関する繰延税金資産に対する評価性引当金の一部を取り崩したことにより、16.5億円の法人税等調整額が益として計上(税金のプラス効果)されました。以降、2009年3月期は6.4億円、2010年3月期は7.6億円、2011年3月期は6.1億円の法人税等調整額(損)が計上(税金のマイナス効果)されました。
Q11. 税務上の繰越欠損金の規模と有効期間を教えてください。
2011年3月期における連結での税務上の繰越欠損金残高は、法人所得税に関するものとして4.2億円、法人住民税及び事業税に関するものとして5.3億円、その他として36.3億円となっております。これらの繰越欠損金は、将来の課税所得と相殺することができますが、日本においては2016年3月期末に、米国においては2027年12月末にそれぞれ失効いたします。詳しくは、2011年3月期有価証券報告書の87ページをご覧ください。
Q12. 主要な有形固定資産の内容について教えてください。
IIJの有形固定資産の主なものは、フィナンシャルリース取引にて調達しているデータ通信用のネットワーク機器、サーバ類及び事務所関連設備等となっており、2011年3月末現在の有形固定資産は164.8億円となっております。詳しくは、2011年3月期有価証券報告書の81ページをご覧ください。
Q13. 主要な無形固定資産の内容について教えてください。
IIJの無形固定資産は、子会社を取得した際等の所謂のれんの計上が主なものとなっております。2011年3月末現在の無形固定資産は118.4億円です。そのうち、電話加入権を除く非償却対象無形固定資産の残高は59.8億円で、うち57.9億円がのれん及び1.9億円が商標権です。償却対象無形固定資産(顧客関係)の残高は58.4億円でした。詳しくは、2011年3月期有価証券報告書の82ページをご覧ください。
Q14. 銀行借入残高はいくらでしょうか。
2012年3月31日現在における銀行借入残高は、短期借入金が90億円、長期借入金が30億円となっております。2011年8月に(株)IIJグローバルソリューションズ株式の取得資金の一部を長期借入金への借り替えを行いました。
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