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Q1. IIJが自社を「トータル・ネットワーク・ソリューション・プロバイダー」と呼ぶのはなぜですか。
IIJはインターネット接続サービス、アウトソーシングサービス、WANサービス、アウトソーシングサービス、システムの構築・運用保守をワンストップで複合的に提供しており、「トータル・ネットワーク・ソリューション・プロバイダー」として事業を推進しております。
Q2. 競合状況について教えてください。
インターネット接続及びアウトソーシングサービスにおける競争相手は、主にNTTコミュニケーションズ、KDDI等の通信キャリアであり、システムインテグレーションにおける競争相手は、主に日本電気、富士通、NTTデータ及びそれらの関係会社等を含むシステムインテグレーター等です。
IIJは、インターネット関連技術力を基盤としてネットワークサービスの自社開発を行い、インターネット接続サービス、アウトソーシングサービス、WANサービス、システムインテグレーション等を複合的に提供することで、競合に対する差別化を推進したいと考えております。
Q3. IIJのターゲットとするお客様層を教えてください。
IIJはネットワークを事業用にミッション・クリティカルに活用される大企業や官公庁を中心とする、約6,500社の法人のお客様にサービスを提供させて頂いております。IIJのインターネット接続サービスのお客様には、ISP事業者やCATV事業者、オンラインゲーム提供事業者等、個人向けに事業を展開しているお客様も含まれており、また、子会社の(株)ハイホー及びIIJの一部サービスにて、個人向けインターネット接続サービスの提供も行っております。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
Q4. IIJは、特定顧客・特定業種に売上を依存しているでしょうか。
IIJは、日本のインターネット普及の初期段階から幅広い業種のお客様にインターネット接続サービスを継続的に提供させて頂いており、お客様の業種は日本の全産業を網羅していると言っても過言ではありません。
Q5. IIJの事業は景気変動の影響を受けるでしょうか。
2012年3月末現在、IIJの売上の約8割は、インターネット接続サービス、WANサービス、アウトソーシングサービス、システム運用保守とのサービス提供により月次で継続的な売上計上が期待できる所謂ストック売上となっております。このストック売上については、景気悪化があったとしても継続的な役務提供が必要とされれば、比較的に景気変動の影響は少ないものと想定しております。システムインテグレーションにおける構築、機器販売は、案件毎に検収時点で売上を一括計上するものであり、景気変動の影響を受けやすいものと想定しております。IIJの提供するシステムインテグレーションは、例えば数年がかりでの100億円超規模の大規模な基幹業務システム開発というものではなく、比較的小規模なネットワークインテグレーション案件を中心に提供しております。お客様の基盤は幅広い業種にわたっており、特定業種・特定顧客に依存しておりません。
Q6. インターネット接続料金の値下げは継続しているのでしょうか。
2000年頃から2004年頃にかけてはインターネット接続サービスの価格競争の激化により、インターネット接続料金は継続的に低下しておりました。その結果、日本のインターネット接続料金は、世界的に見ても非常に割安な状況となりました。2005 年以降は、法人向けISP同士の合併や事業統合等により市場参加者が減ったこともあり、法人向けISP間の極端な値下げ競争は2000年前半と比べると幾分緩和しつつあると認識しております。期初における価格見直しや大口顧客の事業統合等により売上高が影響を受けることもありますが、インターネット接続料金の値下げ競争が再燃しているとの認識はありません。
Q7. 技術力が高いとは具体的にどのようなことなのでしょうか。
IIJはインターネットが普及する以前の1992年に、日本の中心的なインターネット関連技術者が集まって設立された会社であり、現在も国内トップクラスの優秀なインターネット関連技術者を数多く擁しております。会社設立以来、ファイアウォールサービスやIPマルチキャスト配信サービスなど、現在では当たり前となっている様々なインターネット関連サービスを開発の上、プロトタイプとして提供することでマーケットを牽引し、日本のインターネット普及の中心的な役割を担ってきたものと認識しております。国内最大級のバックボーンネットワークを自社にて構築し、安定的に運営管理をしており、官公庁等のネットワーク運営管理も数多く任されております。クラウド型サービスにおいても、従来培ってきたネットワーク運営のノウハウを基盤として、コスト競争力の高いサービスを他社に先駆けて提供しております。IPv6等の研究開発においても業界で主導的な役割を果たしており、政府関連各種委員会、各種業界団体にも技術的観点から携わりリーダーシップを発揮しております。
Q8. IIJの保有特許について教えてください。
IIJは、独自開発技術である「SMF」および「SMF-LAN」において特許を取得しております。
「SMF(SEIL Management Framework)」は、インターネット上に設置された通信機器を中央管理サーバで集中管理することにより、複雑な初期設定や設定変更が自動的に完了しネットワークサービスを利用できる技術です。従来までは、ネットワークの環境設定の度に専門知識を持つ技術者がルータ等の通信機器を一台一台設定していたため、多くの費用と時間が必要でした。SMFはこうした課題を解決する技術で2006年3月特許第3774433号を取得、SMFv2では2010年2月に米国で特許第7660266号を取得いたしました。
「SMF-LAN」は、SMFの技術をベースに開発されたもので、広域イーサネットなどの閉域ネットワーク上でも通信機器等の初期設定から監視・保守までを一元的に管理できる技術です。SMF-LANでは、2007年10月に国内で特許第3996922号を取得、 2009年10月に米国で特許第7555007号を取得しております。
Q9. IIJの「インターネット接続サービス」とは、どのようなサービスですか。
お客様のネットワークをインターネットのネットワーク網につなぐサービスであり、継続的にサービス提供を行い月次にて売上が計上されます。 具体的には、(1)Gbpsを超えるような超広帯域の接続やIPアドレスの割当て数に制約等のない、ハイスペックで柔軟性と信頼性の高い専用線接続サービス(IPサービス)や、(2)NTTの光フレッツ等を接続用回線として活用する比較的安価なブロードバンド対応型サービス、(3)3Gを使った高速モバイルインターネット接続のIIJモバイルサービス、(4)IIJ4UやIIJmio、hi-hoブランドによる個人向け接続サービス等、様々なインターネット接続サービスを提供しております。お客様によって、通信量の多い本社では高帯域の専用線接続を利用し、複数の拠点においてはブロードバンド接続により社内情報ネットワークシステムを構成するような、複合的なサービス提供事例も多数あります。また多くのお客様は、通信量の増加に応じて契約帯域を増加(「増速」と称します)されます。
Q10. IIJの「WANサービス」とは、どのような内容ですか。
IIJは、イーサネット技術や専用線等のネットワーク接続を用いた閉域網を、WANサービスとして提供しています。WANサービスは、2010年9月1日にIIJの完全子会社となった(株)IIJグローバルソリューションズ及びIIJによって提供されています。
Q11. IIJの「アウトソーシングサービス」とは、どのようなサービスですか。
アウトソーシングサービスには、ファイアウォール・不正アクセス対策等のセキュリティ関連サービス、迷惑メール対策・メール監査・メールアーカイブ等の電子メール関連サービス、インターネットVPN・ルータの運用管理等のネットワークアウトソーシング関連サービス、データセンターにおけるラック提供・運用保守・ディザスターリカバリー等のデータセンター関連サービス、Webホスティング・フィルタリング・ストレージ提供等のサーバアウトソーシング関連サービス、レディメード型のクラウドサービス「IIJ GIO(ジオ) ホスティングパッケージ」等があります。IIJは、インターネットをより便利かつ安心安全にご利用頂くにあたり必要となる様々なネットワークサービスを自社で独自に開発の上、提供しております。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
Q12. IIJの「システムインテグレーション」とは、どのような内容ですか。
IIJならではの高品質なネットワークサービスを組み合わせたネットワークインテグレーションを得意としております。例えば、企業の社内情報ネットワークシステムに向けた最適なネットワーク構成のためのコンサルテーション、設計、ネットワーク機器の設定、ネットワーク及び各種サーバ構築、ネットワーク関連アプリケーションの導入、セキュリティシステム構築、ネットワーク運用管理等を行なっております。また、オンライン証券・インターネットショッピング等のECシステム、Web関連業務システムの開発、構築とそのネットワークシステムを構成するサーバ、ストレージ、ルータ等ネットワーク機器の構築、導入及び運用保守等を行っております。2010年より、企業の個別ニーズに応じて必要なリソースを自由自在に組み合わせて使えるオーダーメード型のクラウドサービス「IIJ GIO(ジオ) コンポーネント」(SI運用に計上)を提供しております。
Q13. IIJの「機器販売」とは、どのような内容ですか。
当社にてファームウェアを開発している高機能顧客用ルータ「SEIL」の販売やネットワーク構築等に伴う機器の仕入れ販売、「iPad」の販売等を行っております。詳細はSEILシリーズのウェブサイト、及び「IIJ
GIO(ジオ) スマートモバイルソリューション」のページをご参照ください。
詳細はSEILシリーズのウェブサイト
、及び「IIJ GIO(ジオ)スマートモバイルソリューション」のページ
をご参照ください。
Q14. IIJのクラウドコンピューティングサービス「IIJ GIO(ジオ)」は、どのようなサービスですか。
IIJ GIOは、「IaaS(Infrastructure as a service)」から「SaaS(Software as a service)」に及ぶサービスランナップを提供しております。IIJは「クラウド」というキーワードが普及する以前から、ネットワーク経由でのサービス提供の実績を過去10年以上に渡って蓄積しており、多くの法人のITシステムを柔軟にサービス化し運用してきたノウハウを活かして技術開発・サービス提供しております。
IIJ GIO(ジオ)のラインナップには、オーダーメード型で提供するコンポーネントサービスと、レディメード型で提供するホスティングパッケージがあり、決算時には前者は「アウトソーシングサービス」として、後者は「インテグレーション運用保守」として計上されております。
2012年3月末現在、IIJ GIO(ジオ)の導入実績は約1,100件、2012年3月期の売上高は31億円となりました。顧客層は業界に偏りなく、ソーシャルアプリケーションプロバイダーによる大規模利用のほか、一般企業によるWebサービス基盤や社内情報システムへの利用等が増加しております。
詳しくは、こちらのページ
をご覧ください。
Q15. MVNOとして事業推進している「IIJモバイル」の状況を教えてください。
IIJは、MVNO(仮想移動体通信事業者)方式によりNTTドコモ社(2008年1月~)とイー・モバイル社(2008年2月~)から回線を調達し、法人向けモバイルデータ通信サービス「IIJモバイル」の提供を開始しました。法人利用に欠かせない高いセキュリティレベルと利便性を実現する付加価値の高いサービス・ソリューションを開発、提供しております。また、2008年12月からは個人向けにも「IIJmio」・「hi-ho」のブランドにてモバイルデータ通信サービスの提供を開始いたしました。サービス開始以来、法人向け個人向け共に契約数は順調に増加しております。2011年3月期は、iPad等のモバイル端末を企業の業務システム端末として安心かつ安全にご利用頂くための新たなソリューション、MVNO事業者向けにモバイルの通信設備を提供するMVNE(仮想移動体通信サービス提供者)事業、データ利用量に応じて最適な料金でモバイルデータ通信をご利用頂くための新・三段階定額料金プラン等、多くの新サービスや新ソリューションの開発・提供を開始いたしました。2012年2月下旬より、MVNO方式にてLTEサービスの提供開始も予定しております。
詳しくは、こちらのページ
をご覧ください。
Q16. 映像配信事業の状況を教えてください。
IIJは、従前よりストリーミング型の配信プラットフォーム「CDN Japan」、P2P技術を応用したダウンロード型配信サービスを提供しており、これらのサービス提供を通して得られた配信プラットフォームの運用ノウハウや配信技術を活かし、「アクトビラ(acTVila)」(2007年9月より提供)を始めとする映像配信事業者向けに高画質コンテンツ配信プラットフォームを提供しております。
Q17. 2010年9月1日にAT&Tジャパンより事業譲受した(株)IIJグローバルソリューションズの事業について教えてください。
IIJは2010年9月1日にて、AT&TジャパンのWANサービス提供を始めとする国内ネットワークアウトソーシング事業を取得価額91.7億円にて譲り受け、完全子会社「(株)IIJグローバルソリューションズ」として事業を開始いたしました。同社は約240名の従業員、及び国内約1,600社の法人顧客を有しており、IIJの技術、サービスとの連携にて、ネットワークアウトソーシング分野で高いシナジー効果を生み出していくことを展望しております。
同社による2012年3月期の通期連結業績への影響は、下記の通りです。
(P/L)Q18. 「(株)トラストネットワークス」の事業内容を教えてください。
(株)トラストネットワークスの事業モデルは、銀行ATM及びそのネットワークシステムを構築し運営することにより、ATM利用に係る手数料収入を得る事業モデルであります。 2012年5月15日現在のATM設置台数は440台となりました。
Q19. 「(株)IIJ イノベーションインスティテュート」の事業内容を教えてください。
IIJは創業以来、日本におけるインターネット発展のパイオニアとして、ネットワーク基盤を構築・整備し、お客様のニーズに応じたサービスを具現化することで、日本のインターネット環境を創り上げてきました。インターネットの発展を礎として、産業や社会システム構造の変革を促していくためには、革新的な技術及び事業コンセプトの持続的な創出が求められると考えており、IIJの100%子会社である(株)IIJイノベーションインスティテュート(IIJ-II)で、インターネット環境の発展と整備の為に必要な新技術の研究開発を行っております。2009年7月に、グループの技術研究開発機能を強化するべく「IIJ技術研究所」をIIJ-IIに移管いたしました。現在の研究テーマは、大きく5つのグループに分かれます。
1.クラウドコンピューティング技術
2.ネットワークの計測と解析
3.インターネット経路制御
4.実空間型のアプリケーションモデル
5.ソフトウェアの開発と公開
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